言葉より大事なものがある
それは心でありまた行いである
少なくとも私は心と行いを最も優先させるべきであり
言葉とは心と行いの下僕であることを常々自覚せねばならない
同時にその下僕を侮ってはならない
下僕は主人の用を代わりに済ませる物であるから下僕の行いを調べることは主人を調べる際に非常に有益なのである
故に下僕に目を取られる
しかし忘れてはならない
我々が本当に用のあるのは主なのだ
言葉ではなく心と行いなのである
その時々において我々はどちらに用があるのかを考えていなければならない
それこそが人の人たる最大の要素ではなかろうか